絵織と機織と


4月に始まったというのに、ようやく最終日に
「貴婦人と一角獣展」に行く事ができました。

最終日が祝日ということもあり混雑を予想し早めに出発したけれど
乃木坂の国立新美術館に着いたのは10:30。

すでに混雑と思っていたら予想外にスムーズ。
音声ガイドを借りてゆっくり見ることができました。




実物はとても大きい~~!

貴婦人と一角獣、獅子の他 小動物、草花木、
人間の五感に加え第六感の心理を図柄に表現された6枚のタペストリー。

虫食いも無く余程保存がいいと感心していたら
丁寧で地道な修復が施されていました。

絵織を学んでいる者といたしましては、実際の厚みや糸に触れてみたい。
裏の仕上がりが、どうなっているか見たいと思いました。

ハツリ(縦に直線的な柄があり糸が交わらないと切れ目ができる)の部分も
ほとんどできないような精巧緻密な図柄。

デザインする人、織用に下書きを起こす人、織職人。
財力を持った人の依頼?支持のもとに多くの人の手とどれくらいの時間を費やしたのか?

近くで細かい図柄を見ては美しい仕上がりの織物にため息だらけでした。

滑り込みセーフ(^o^)vで見ることができてよかっ た!




こちらは日本の染織物



織工房URIZUN.下地康子さんの展示会
真東風
「まこち」と読む沖縄の言葉だそうです。


パッチワークのようなスカーフ、
シボ感が素敵で肌触りがよい強撚糸のマフラー。

先染めの縦糸と横糸が交差しあい
草木染めの穏やかな色がさらに深みのある織模様になっている作品でした。


二重織は判るのですが、
三重織でマフラー幅にもショール幅にもなる作品は
下地さんの技術の高さとセンスの良さに感動しました。


細く繊細な糸で気の遠くなりそうな作業をされて
こんなに軽く美しい布が出来上がる。

作者が心を籠めて制作していることが伝わってきます。


風で揺らぐもの、透けるもの、
透明感があるものが好きな私。


気持ち良い空間で優しい時間を過ごさせていただきました。

真東風は、夏の蒸し暑さを和らげてくれる東風を指すそうです。



猛暑続きの毎日が今夜は気温が下がりヒンヤリするくらいになっています。

今日はみなさんもゆっくり眠れそうですね。

暑さに頑張っていた体を休ませましょう。
スポンサーサイト

| menmiの晴れたらいいね♪ (ArtSpace CafePaPa)ホーム |

コメント:

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック:

トラックバック URL:
http://artspacecafepapa.blog.fc2.com/tb.php/268-c65319bc
この記事にトラックバック:する(FC2ブログユーザーのみ)