
旧カフェパパから20年近いお付き合いの
佐藤辰之さん。
驪龍(りりょう)さんと親しまれている
筆文字アーティストさんです。

22歳から集め始めたという「水滴」は
現在1600近くとなるそうです。
「書」では、カフェパパ企画に何回も参加していただいてますが、
「水滴」の個展を申し込まれた時は意外でした
近隣のクラフト市やイベントでは、陶芸作家さんブースで、ばったり会う事も。
水滴を依頼していたんですね。
2020、6月に開催予定でDMも完成していたのに
コロナ感染を避けて延期に。
1年後には、マスク無し?と期待し準備期間に。
その間展示方法のプランや見せ方の工夫、
ケースの設置方法、この時期のご来場者対応の相談などをしてきました。
佐藤さんの水滴コレクション展のご希望は
*なるべくたくさん並べたい
(約500個、所蔵の約3分の1)


*直接手にとって触って見て欲しい
自由に触れるコレクション!
水滴を知らない方達も陶芸、ガラス、銅など色、形の魅力にはまりました。



*作家さんや作品の紹介をしたい
それぞれの作家さんの記憶もさることながら、
写真とプリント、お便りなどのファイルにも
驚かされました。



マスクは未だ外せないけれど
たくさんのお客様で盛況となりました。
店内は展示数が多く割れ物である事と
狭いスペース内ではマスク使用。の点から
カフェはテラスで。 有効利用でき
楽しんでいただけて良かったです。


(かな書と色鉛筆教室の先生とランチ)
写真に収めた水滴は全部のせられませんが、
私の持っている作家さんを発見!

中央が私の一輪挿し。
左右は口を開けて水滴になっていました。

色が好きで三重県松坂からカフェパパの企画展にお誘いした 薮さんに水滴を依頼したそうです。「後ろ」 手前は私の花挿し。
最終日。
お名残惜しいけれど 片付けスタート。


他にもまだまだ。
お手伝いの方と一緒に宝物を大事に箱に収めました。
お疲れ様~! \(^^)/


素敵な展示会をありがとう!
お疲れ様でした。
振り返ってみて良かった事は
ご希望に近い形で開催できたこと
そして1つも壊れず無事ご自宅に戻った事。
(地震だけはありませんように~!でした笑)
何より佐藤さんが、
お客様の感想や反応に喜び
楽しく充実して過ごされた事が
私達にとっても嬉しい6日間となりました。
初めはバラバラにならないで、
纏めてどこかに寄贈できれば。
と話されていたけれど
「絵の具の水差しにいいな。」の呟きに
違う使い方で活きると閃いた佐藤さん。
1番好きなのはどれかな? と思いながら
丁寧に楽しそうに見る方達を眺めながら
気に入って活かしてくれる方のもとに
行く道もあるのだと
気持ちも変化されたようでした。
私達も
記念にいただきました。
大切にします!

作品や愛着のある品々を自分の後、
どうする? 繋げるか? 思い切るか?
コレクターや作家や一般の私達も
悩むところです。
まだお披露目のない1000個以上の水滴も
また多くの方々の目に触れ
手の平に乗って
愛でてもらえる日がきますように。
6日間眺めていた水滴は、
みんなどれも温かく可愛かったな~。と
懐かしい気持ちになっています。

口笛吹きながら、次の出逢いに さあ出発!!
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